こころん

旧 りんごの小部屋

今年を振り返ると

プライベートでは実家への引越しがトップニュース。

高齢化した親の面倒が目的でした。

でも僕自身ただでさえ仕事でボロボロの中で

あーしろこーしろのオンパレード。

老老介護の厳しさを垣間見た感じです。

罵声や嫌味を浴びせられながら

正常な判断力を維持するのは実にキツイ。

介護疲れの伴侶殺し、親殺しというのは

誰もがありうる話なんだと思いました。


僕が以前鬱で寝込んでいたとき

母親は甘えるなと散々僕を責めました。

僕が元気になったら優しくなりました。

今、仕事で疲れて僕が起き上がれないときはまた僕を責めます。

要するに「元気で使い物になる」人間にしか用はない。

そう書きながら、僕は自分も同じ態度で人に接したことを白状します。

別れた彼女にです。

彼女はまだまだ人並みには動けなかったし、

僕も社会復帰したばかりで心身ともにボロボロ。

つい彼女にも相応の負担を求めて厳しいことを言いました。

僕も「元気で使い物になる」相方を要求しました。

さぞや辛かったろうなぁ。

ごめんよ、ごめんよ・・・。


『人』という字は「支えあっている姿」といいます。

でも『支えあう』というのは口で言うほど簡単じゃなくて

一方が他方に寄りかかる『イ』みたいな形になりがち。

『人』みたく各々が相応に負担する形って本当に難しいです。

潰れないためには介護も仕事も『分担せよ』って言うけど

それができたら苦労しないんだよ・・・。


その潰れそうな「仕事」。

人員削減で消耗戦が続いています。

病欠者が続く中で残された者への負荷が凄まじい。

本部は建前を押し付けて来ます。

コンプライアンス』という言葉が流行りだしてから

この傾向は顕著になっています。

何がコンプラだよ。

労働法からして誰も守る気ないじゃないか。

でも、クレーマーは増えるし、訴訟は増えるし、

裁判の準備が普段から必要になってしまいました。

法に照らしてどうなのか、内規に照らしてどうなのか、

それが常に問われるようになっていきます。

コンプラ重視=ディフェンス重視なのです。

顧客が払う金以上の付加価値を提供するにはどうするか

そんなオフェンス議論が全くできなくなりました。

そういう思考も失われました。

余裕がないんです。

何十ものチェックリストへ印をつけるのに忙しくて。



今年を表す漢字一文字は迷いなく

『疲』

ですね(苦笑)。

来年はどうなるんだろう。

親が老いれば僕も老いる。

仕事は緩くなることなんて絶対無い。

あまり明るい材料は無いんだけどね・・・。


よいお年を。