こころん

旧 りんごの小部屋

報われない

壊滅していく会津を見るのが辛くて

「八重の桜」はずっと見ていません。

会津戦争は日本人の琴線に触れる物語だけど

国や君主に尽くす想いがあまりに報われない、

もはや美談とは思えなくなってきました。

 

会津は徳川の身代わりになった。

旧体制を皆殺しになければ政治交代は完成しない。

徳川が徹底抗戦せず恭順したため

薩長の振り上げた拳の下ろし所が

会津になってしまったのだ。

あれだけ徳川に尽くしながら・・・。

 

会津だけじゃない。

この国は尽くしに尽くしながら

梯子を外され酷い目に遭う悲劇に満ちている。

それが「日本人の美徳」であるかのように

その悲劇は粉飾されるけれど

辛抱強く尽くすだけ悲劇は増幅するのだ。

 

玉砕・特攻していった若者。

過労死する労働者。

年金を失っているだろう大勢の国民。

そして福島・・・。

誰もが「私」を抑えこんで

「公」の役割を懸命に果たすけれど

その結果はどうなったか。

 

もうこんな国、嫌になってきた。