こころん

旧 りんごの小部屋

測量士補試験合格しました

 自己採点で28問中26問正解で合格は分かっていました(18問以上正解で合格)が、7/9に合格発表があり本日「試験合格証書」が届きました。以前の合格証書は葉書タイプだったようですがA4サイズの紙が三つ折で封筒に入っていましたね。受験した時の感覚では例年より難しく合格率は下がると思ったのに、ふたを開けると35.8%で昨年(33.6%)を上回りました。

 測量士補の試験日が認定考査の2週間前で、これでも二足の草鞋の勉強は結構きつかったです。試験対策はアガルートの講座を受講し、中山先生著「1冊合格!測量士補試験」と過去問集を3回転、そしてネットの過去問対策サイトを活用しました。やりすぎかもしれないけどこれまで勉強してきた法律とは全く異なる理系っぽい分野の学習だったので全力で挑んだつもりです。3割超の合格率とはいえ一生懸命取り組んだので合格は嬉しかったです。

 測量士補を先行して取得したのは勿論、2020年度以降の土地家屋調査士試験の午後科目に集中するためです。でも司法書士試験を漸く突破し、再び大型の資格試験に挑む気力が残っているか、やり切れるのかまだ踏ん切りがついていないのが正直なところです。受験の動機は表示登記の知識が欲しいからです。不動産登記法の権利登記の部分だけじゃなく表示登記の部分も理解したいのです。一般の方は「登記の相談」と言っても権利の登記だろうが表示の登記だろうが区別していないでしょうから。それにもともと数学が好きなので、実は向いてるんじゃないかと思ったりする節もあります。

 司法書士試験ほどではないけど合格率8%程度の難関試験。「司法書士試験に受かったんだから民法・不登法のアドバンテージがあるしいけるでしょ」みたいな半端な気持ちでは絶対に受からないと思います。今、本当に挑めるのか自分に問いかけています。

本試験からもうすぐ1年

運命の平成30年度司法書士本試験からもうすぐ1年です。

直前期にどんな勉強をしていたか実はよく覚えていません。今年と同じように1/四決算期末で仕事は忙しく、本試験直前もいつもと同じ勉強時間しか確保できませんでした。択一の過去問をチェックするだけ、記述はLECのヤマ当て講座の雛形を見返すだけで精一杯、そんな直前期だったような気がします。

合格して僅か8ヶ月の間にいくつもの研修、同期との出会い、認定考査を経て今に至ります。この僅か1年弱の間、司法書士事務所に入りあるいは独立して司法書士として歩み出した同期が沢山います。人生が大きく変わっていくのを実感していることでしょう。

一方、僕は相変わらずの会社勤め。

依頼応諾義務や司法書士の独立性の観点から、会社員のまま司法書士として登録するのはやはり困難なようです。司法書士として生きて行くならば、いずれは会社を辞めねばなりません。ただ一方で昨今よく報じられるように中高年のリストラがかなり加速しています(特に金融業界では)。意図せず会社を辞めざるを得なくなる日もそう遠くないかもしれません。

勉強をしていたとき、本当に受かる日が来るとは正直思っていませんでした。だから合格したときはこれで「我が人生に悔いなし」と、合格証書を眺めながら余生を送って最後は棺桶に入れて貰いたいと思っていました。

合格後に初めて研修や同期との出会いの中で司法書士の資格・仕事について真剣に考えたのです。そして後半人生を賭けるに値する資格・仕事だと思いました。(ちょっと欲が出てきた感じです。)確かに登記業務は今後縮小していくだろうし、簡裁訴訟代理権もごく制限された使い勝手の悪いもので本当に依頼者のためになるのか疑問です。でも本業の登記・供託業務だって需要がなくなるほど完全に自動化されたわけじゃないし、超高齢化が進むなか学んだことできっと人の役に立てることもあると思います。合格して本当によかった。

 

各種研修・試験が終わった今、もう僕に勉強を強制する機会はありません。このまま「のほほん」と過ごしていたら合格前の一会社員生活と全く同じ。将来登録するときに「すっかり法律忘れちゃったよ」なんてならないように、引き続き勉強してゆきたいです。実務に出ている同期は日々の司法書士業務の中ですごい勢いで業務知識を習得しているから僕の机上学習なんかじゃとても追いついていけないけど、せっかく手にした剣が錆び付かないように頑張りたいです。本当は司法書士登録者だけが受講できる日司連や単位会の研修を(有料でもいいから)受講したいんだけどね。

勉強の習慣を活かしつつ登録・開業まで知識の肉付けとして表示登記の知識も欲しいなと思っていたので、実はこっそり来年以降向けに土地家屋調査士の勉強もしようと思っています。単なる自己満足の世界だけど民法・不登法総論の知識が鮮明なうちに。一応今年の測量士補の試験は受けていて自己採点では大丈夫だと思います。

 

ときに、中高年の転職者が一番警戒しなければならないのは健康と尊大な態度だと思っています。特に後者。

右も左も分からない世界で一から教えを請うのですから、新社会人と同じように謙虚に、前向きに学ぶべきでしょう。でも実際はそうでない人も大勢いるようです。現に今の会社の内外でも少なからず中高年者の尊大な態度には目に余るものがあり、人生経験が人格を陶冶することはないのかと年長者に対する敬意を失いつつあります。自分は絶対にそうならない。将来司法書士として生きて行きたいのなら「笑顔と謙虚さを失わないこと」を肝に銘じたいです。忙しくなるとどうしても不機嫌になってしまうけどね。会社の看板で仕事が出来た時代と異なり、自分の看板だけでやっていくのですからね。これも「のほほん」としていると自然と失われていくと思うので「意識」していきたいです。

 

数年越しの開業準備、今から始めます。

明日は認定考査

いよいよ明日は認定考査です。

特別研修終了後から例によってフルタイム勤務しながらコツコツ頑張ってきました。

司法書士本試験は10年以上掛けた長丁場でしたが、認定考査は勉強期間わずか3ヶ月程度の短期決戦。結果が出せるかは正直全く自信ありません。特別研修を乗り切るので青息吐息で、今回は考査受験資格が得られれば良いか・・・とも思いましたが、出来れば受かりたいです。試験モノはもう卒業したいし、次回は改正民法で受けないといけないからね(;´Д`)。

自分としてはやれることは限界までやったつもりです。GWの歴史的な10連休はどこにも遊びに行かず、普段も本試験直前と全く同じスケジュール(捻出できる時間はいつも同じ)で過去問をなんとか4周しました。

ですが全く手応えがないんです。過去問の4周目も同じ間違いを繰り返し・・・。論述式があまりにも書けないものだから、やはり1点差で合格した本試験もマルバツがまぐれで当たっただけなのかなぁと悲しくなります。

 

それでも特別研修から今日までの間に、郷里の老親に緊急事態が生じて今年の研修受講・考査受験を断念しなければならなくなるようなこともなく、明日を迎えられえる幸運に感謝したいと思います。(僕自身はアトピーが悪化してかなり厳しい状態が続いていますが。。。)

 

ともあれ明日が司法書士試験の最終仕上げ。

頑張ってきます。

新人研修もいよいよ終わります

12月から続いてきた新人研修も、明日をもっていよいよ修了です。

 

平日はフルタイム勤務、土日は研修で休みが殆どない状態が数ヶ月続いて本当にきつかった。正直、体調はかなり悪かったのによくもったなと思います。会社でも研修でも「こころさん顔が死んでる」って言われてました汗。

平日に実施された研修日程では入社以来初めてと言えるほどの日数を欠勤して同僚に迷惑を掛けました。要介護の実家の両親のケアも出来ませんでした。研修を修了するために陰から支えてくれた人々に感謝したいです。

 

研修で司法書士業務を学ぶ中で、そして業界に身を投じていく同期達に触発されながら「会社を辞めて司法書士としてやっていきたい」誘惑が日に日に大きくなっていきました。

それでも今は会社を辞めることは出来ません。経済的な理由もあります。人手不足とコンプライアンスの呪縛で壊れそうな現場で苦戦する同僚を専門知識で支えたい思いも大きいです。

中盤人生を賭けて取得した剣、今は不抜の剣だけど錆び付かないように研鑽しながら、来るべき登録の日に備えたいと思います。

 

次の目標は6月の認定考査です。

特別研修終わって過去問を10年分くらい解いてみましたが全然書けなくて愕然としています。フルタイム勤務しながらコツコツやってきた勉強スタイルの僕には、この短期決戦はそもそも無理で、特別研修を乗り切って受験資格を得ただけで良しとすべきなのかもしれません。でも頑張って足掻いてみたいと思います。民法は改正されるし、この勢いで取得しないと無理な気もするからね。

 

超多忙な年度末、年度初め、そして何が起こるかわからない長期連休に改元対応と、きつい仕事の日々が続くけれど、なんとか頑張ります。

新人研修始まりました

今日から近畿ブロックの研修が始まりました。

 

研修には日司連の中央研修(前半:eラーニング、後半:集合研修)とブロック研修(近畿ブロックは近司連による)と単位会研修(大阪なら大阪司法書士会による)、そして認定考査を受けるための特別研修(ブロック毎に実施)があります。

ブロック研修は(近司連以外は1週間程度なのに)近司連は13日間もありまして今日がその初日でした。13日間にも及ぶ研修は平日仕事のある身としては大変しんどいです。単位会研修まで含めると3月までほぼほぼ土日が休めないという(;´Д`)。開講に当たって諸先輩方のお話で「体調管理にはくれぐれも注意を」というお話が複数あったのが土日なし生活のしんどさを物語ってました。でも思えば研修スタッフも現役司法書士で平日仕事をしているのですから、受講生が先に音を上げるわけにはいきませんね。

テキストを見ると様々な業務の説明があり司法書士業務の間口の広さを感じました。登記や供託のような「独占業務」でなければ意味がないかというとそうでもなく、身近な法律実務家として様々な相談を受けるためには相当幅広い業務知識がいるのですね。

「相談」といえば今日の講義で出てきた相談業務の知識はまんま今の会社内でも当てはまる示唆に富んだ内容でした。会社でも実践していきたいと思います。。。心に余裕があればね(汗)。

 

ちなみにeラーニングは地区毎の視聴期間が決まっていて近畿地区はなんと忙しい年末年始。中央研修の事前課題締め切りも年始にあるからこれから結構バタバタしそうです。会社ではもう年末進行が始まっていて忙しくなってきたしね。

 

月月火水木金金で、明日からも頑張ります。

平成30年度司法書士試験最終合格しました

去る11/1に法務省HP及び各法務局掲示板にて最終合格の発表がありました。

 

いつものように月初で業務がバタバタする中、午後4時の発表から大分経って会社の外接可能PCで法務省HPにアクセスしました。

 

大阪ブロックのPDFで自分の番号を確認。標記してあった「平成30年度司法書士試験最終合格者受験番号」の「最終」の文字に本当に安堵しました。大阪ブロックの筆記試験合格者が54人で、最終合格者は55人。どうやら昨年度の筆記試験合格者で今年口述試験だけ受けた方が1人いらっしゃったみたいです。

 

その夜は仕事が終わった後、午後8時過ぎくらいにまた大阪法務局の掲示板を見に行きました。法務局の掲示板には受験番号だけでなく名前も書いてあるのです。これまでは番号だけでどうも実感が湧かなかったのですが、自分の名前を見てやっと実感が湧いてきました。

 

翌日、予ねて準備をしていた各種新人研修の申し込みを一通り終え、一路実家に帰省し老親に最終合格を報告しました。「司法書士とは何か」「司法試験とは違うこと」を軽い認知症傾向のある老親が理解していたのかいまいち自信がないけど喜んでくれました。

 

帰省している間、自宅には法務局から合格証書交付式の通知が届いていました。やっと念願の合格証書が手に入るのです。そしてこれまでどうすれば良いのか疑問だった本籍地補充の文書もそれに同封されており一安心。法務局から届いた自分宛の通知を見ると改めて「ああ、本当に合格したんだ」と胸が一杯になりました。遥か昔に第一志望の大学に受かったときよりも断然嬉しかったです。学生の本業(勉強)の先にある大学受験と違って、社会人の本業(仕事)とは全然別の困難に立ち向かってこれを突破したのですから。。。

 

僕は今金融機関に勤務しています。

我が社では副業は禁止だし、そもそも会社員が司法書士登録できるかについて法務省はかなり否定的なようです。

規制改革会議「全国規模の規制改革要望に対する各省庁からの再回答について(平成19年8月15日)」における法務省再回答(http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/accept/200706/0815/0815_1_09.xls

司法書士と会社員の兼業を認めた場合,当該司法書士は会社での勤務中は依頼に応ずることができず,司法書士業務で知り得た依頼人の情報が会社での業務に利用にされかねないなど,依頼に応ずる義務(司法書士法第21条),秘密保持の義務(同第24条)等の司法書士法上,司法書士に課せられている義務が遵守されなくなるおそれがあるなどの事情があるようなケースでは,司法書士と会社員の兼業を認めることが適切ではないものと考える。

でも今や世の中は副業解禁の流れにあるし、「社内弁護士(インハウスローヤー)」「社内会計士」なんてザラにいます。これだけ弁護士・司法書士が飽和状態で登記手続きも簡素化(【31.3.5追記】本店移転登記申請書が機械的に出力できるWebサイトの出現はこの流れを加速させるものと思いました。)されていく中で、司法書士の「依頼応諾義務」もその必要性が薄れていき、また「品位」だけでは飯を食っていけないのですから、良い仕事をするためにも経済的基盤を充実させ得る「社内司法書士」が検討の土台に乗る時が必ず来ると思います。

あるいはその前に、我が社が顧客サービスの一環として有資格者に(相続・後見・事業承継・機関設計等の)各種相談・問題解決業務をさせる意欲もなく、顧客から遠く離れた法務室で契約書チェックだけやらせるような感じなら、こちらから三行半を突きつける時が来るかもしれません。

その時に備えていつでも登録できるよう、今は実務の勉強を積み重ねてゆきたいです。「1年以内に登録する予定の有資格者」を前提としている司法書士会の単位会研修に参加するのもその為です。

 

これまで僕は、宅建行政書士マンション管理士管理業務主任者)・日商簿記1級など色々な資格を取って自分探しというか自分に自信をつけようとしてきました。

でもそれももう終わりにします。司法書士業務に関連し職域を広げる必要性を感じてというのならともかく、資格試験は残る「認定考査」を最後とし、業務に関する法令及び実務を勉強してゆくつもりです。中盤人生を賭けて手にした「司法書士となる資格」はそれに値する資格だと思っています。

 

研修が始まると平日は会社、土日は研修で休みが全くなくなる生活が3月まで続きます。当面は会社と研修を両立させることに全力投球していこうと思います。体力的にかなりしんどいと思いますが。。。

 

最後に改めて僕の長年の挑戦を支えてくれ、許してくれた全ての方々に篤く御礼申し上げます。

 

本当にありがとうございました。

これからもがんばります。

口述試験終わりました

本日、平成30年度司法書士試験口述試験が終わりました。

 

あー、緊張した!!!

 

全身がちがちに力んでいて後から筋肉痛になったくらい(汗)。

入室後指定された席に座ると、一列で組ができており、列ごとに番号を振られたくじを引いたところ9番目。

ということは前に8人いるわけで8人×15分で「あ~2時間後か~」と思ったのですが、案外早く(1時間半位かな)順番が回ってきました。

最初の不動産登記法は正直ボロボロでした。

質問内容は識別を提供できない場合や事前通知を省略できる場合、前住所通知の意義など。頭の中で事前通知と資格者代理人による本人確認がごっちゃになってしまいもうシドロモドロ・・・。

その代わり次の商業登記法はまずまずでした。

質問内容は清算人の選任方法や登記事項、就任承諾書の要否や定款添付の意味など。不登法のボロボロ具合を見て試験官が簡単な問題にしてくれたのかなぁ。

最後の司法書士法の質問事項は、お馴染みの代理できる業務、依頼応諾義務の理由、懲戒の種類、業務禁止の効果などでこちらも無難に切り抜けました。あれほど暗記した司法書士法1条,2条や職責の意義、書士会の目的、登録制の意義は全く出ずでした。

 

これで僕の司法書士試験はやっと終わりました。

感慨に浸る間もなく午後は職場に戻ったのですが(苦笑)。

 

本当に長かったです。

過去の苦しかった日々の記憶が押し寄せてきます。

がんばった。

がんばったよ。。。

 

 

 

さて、ちょっと現実に戻ると今日貰った資料には新人研修・特別研修の案内が入っていました。

兼業受験生で今も会社員の僕には研修日程が大きく前に立ちふさがります。平日がどれくらい研修で潰れるかということです。

土日が休めないのは体力的にかなり辛いけど、まぁ百歩譲ったとして、研修日程が平日にかかると会社を休まねばなりません。どうやら12~1月には5~6日程度が平日。そして問題の2月は特別研修でかなり平日が潰れそうなんです。さぁ、どうしたもんかなぁ。。。

ついに合格しました

 

平成30年度の司法書士試験筆記試験。

ついに合格しました。

 

H25 25-19(基準点28-27) 1次2次足きり

H26 25-26(基準点26-24) 1次足きり

H27 29-25(基準点30-24) 1次足きり

H28 29-30-22.5(基準点25-24-30.5)  記述足きり

H29 28-27-38.0 → 203.0点(基準点25-24-34.0 合格点207.0)  総合落ち

H30   29-28-42.5 → 213.5点(基準点26-24-37.0 合格点212.5) 合格

 

昨年は4点差に泣きましたが、今年はわずか1点差での合格でした。

 

本当に辛かったです。

確か一番最初に勉強を始めたのは平成13年6月。LECは「カセットテープ」での通信コースでした。

当時から現在までフルタイム(8-20時)の会社勤めです。早出や残業もノルマもいっぱいありますし決算期は怒涛の忙しさです。勉強始めてお試し受験2回程度の後は挫折しては再開の繰り返し。仕事が多忙だったり身体を壊したり色々ありました。

本格的に勉強再開したのが平成25年度向けコースからでその後の成績は上記の通りです。

いつの間に商法が会社法になり、登記済証が登記識別情報になり、僕はだらだら勉強を続けている超長期のベテラン受験生になっていました。

ただ民法会社法や登記法等の知識は仕事にも大いに役立ち何度も僕や同僚を助けました。ある日会社に裁判所からの特別送達が届いたりしたときも民事執行法・供託法の知識で難なく凌げました。だから勉強は無駄では無かった、でも合格しなければ「法律にちょっと詳しいおじさん」のままなのですよね・・・。

 

択一講義はLECと早稲田セミナーの中上級講義を受講し続けていましたが、テキストに図表が多いLECの講義がメインでした。

仕事が終わったら疲れて自主的に独学などできないので、講義を受講することで無理やり学習スケジュールに乗った形です。

主に根本先生の図表中心テキストを使用した講義「パーフェクトローラー講座」「択一ターゲット攻略講座」などを受講しました。択一の論点暗記で根本先生の小話込みの部分は記憶に残り易かったです。起訴前和解や支払督促の管轄とくれば「あぁ草加市の簡裁は近いよな」みたいな。

 但し合格した最後の年だけは海野先生の講義「実践力Power Up講座」を受講しました。「実践力」を受講したのは単に同じような図表中心テキストが手元に溢れかえっていたためで特に理由があるわけではなかったのですが、海野先生が講義中に挟む司法書士実務のお話で折れかけたモチベーションを再構築できて、結果的に本当に有難かったです。

・・・後から思い出したので追記します。

 

実は一番最初に司法書士試験の勉強を始めたのは平成3年の大学生の頃でした。そしてその後社会人になっても数年は勉強していたのです。当時のLECは確か「15ヶ月コース」でなく「20ヶ月コース」でテキストも「ブレークスルー」でなく「オールマイティ」という名前だった気がします。もちろん「カセットテープ」の通信コースですね。

 

20ヶ月の講義を受け切ったのか、結局本試験を受けたのか、そもそも何で司法書士試験を目指し始めたのかも記憶が定かではありません。大学在学中に取得した宅建(←LECの対策講座を受講しました。平成2年合格)の延長線上だったのかもしれません。ちなみに同時期にやはり司法書士試験の勉強をしていた学内の友人の1人がなんと在学中に合格したのは覚えています。

 

仕事柄、不本意なセールスを組織として強いられることはある程度仕方ないとはいえ、あまりにそればかりでウンザリしていたので真にお客様の役に立ちたいという思いと、司法書士試験勉強の知識が仕事にも役立ったこと、それが社会人になってからの試験を目指した理由でした。 

 

都合、平成3年頃、平成13年頃、そして平成24年頃の3度に亘り勉強開始の時期があったことになります。そうすると途中脱落した時期もあるものの平成30年の合格まで足掛け26~27年間弱、司法書士試験に関わっていたことになります(我ながら恐ろしい・・・。恥ずかしくて人には「10年かかりましたよ~」等とお茶を濁していますが汗)。まさに半生を賭けた挑戦だったのです。

 

出題ミスでお馴染み「マンゴー王国」が登場した平成21年の記述式は本試験会場で解いた記憶があるので、実は冒頭に掲げた6回+最初のお試し2回程より多くの回数を受けていますね。全部で何回受けたかは忘れてしまいました(;´Д`)。

 

なお、行きがけの駄賃で(というか司法書士試験を一旦諦め、せめて何か資格取ろうと思って)平成20年に日商簿記検定1級、平成22年に行政書士試験・管理業務主任者試験・マンション管理士試験に合格しています。これらもLECの対策講座を受講しており、どれだけLECの売上に貢献したか分りませんね。うだつの上がらないサラリーマンが逆転を狙って、あるいは自己肯定感を得るために、資格商法のカモになるという良い見本です(苦笑)。でもその知識は無駄にならず、上記のように様々な場面で活かすことができました。

 

講義は音声をDLして通勤中や始業前・終業後の喫茶店で受講する通信講座が主で、通学することはできませんでした。自宅では疲れて寝るだけ。復習の時間は殆ど取れずでした。

 

よく過去問を何回も回して覚えてからがスタートラインと言われるけれど、インプット講義中に1回転+4~6月の直前期に2回転が限界でした。しかも仕事の始業前や終業後に5肢択一を解く気力などなく、解いたのは「オートマ過去問」の肢別過去問だけです。

 

記述は最後まで(というか今も)苦手で、今回も絶対失敗したと思っていました。

不動産は概ね書けましたが申請情報以外は空欄。商業は無効事由が見つからず辻褄の合うように申請情報のみひたすら書いただけ。そもそも冒頭、見たこともない「会社継続」で心が折れてました。それでも内心もうダメだと泣きそうになりながらも書き続けたのが結果として良かったんだろうと思います。

記述講義は早稲田セミナーの「記述式対策講座(姫野先生)」の受講が最も役立ったと思います。多くの人がほぼ白紙と言われている第37問裏面まで書き切ることを目指せたのは姫野先生のお陰です。

 

いまだに合格したのは何かの間違いなのではないかと思うほどです。

仕事が忙しいフルタイム勤務兼業受験生の僕が合格できたのは膨大な長さの受験期間と膨大なお金(予備校代)の投下があってこそです。あまりこれから合格を目指される方の参考にはなりませんね。

 

発表日当日のこと、一生忘れないと思いますが記憶が鮮明なうちに追記しておきます。

 

記述が失敗して不合格を確信し来年度向けの講座を受講するぐらいでしたが、合格発表が気にならないといえば嘘です。9月中旬ごろから何かの手違いで法務省HPに合格発表がフライングでアップされてないか何度もアクセスしてました。

 

迎えた9月26日はもちろん上期末の超繁忙期でした。下でも書いてますが仕事中に試験のことが脳裏に過ぎるようでは仕事でミスをしてしまうので極力忘れるようにしていました。そのうち本当に仕事でバタバタして忘れていて、フと気づいたらなんと午後4時を過ぎていました。

 

急いで社内の外接可能PCの前に座りアクセス…。

「まぁ、無いよな」と内心で呟きながら大阪ブロックのPDFを開いたら、目に飛び込んできたのは自分の受験番号!

 

背広のポケットに忍ばせた受験票と画面を何度も何度も見返しました。身体がカッと熱くなるのを感じました。PCの前で腰が抜けそうになっているのを悟られないうちにプリントアウトして自席に戻りました。

 

あまりに信じられなくて隣の同僚に「これ、この番号だよね」と聞き、それが会社の同僚に自分が司法書士試験を受験していたことを初めて喋った瞬間でした。同僚は喜んでくれました。自席の周りだけ盛り上がりの輪ができていたので遠目には何のことか分らなかったかもしれません。

 

その後上司にも告げ、その日は早めに仕事を上がって法務局の掲示を見に行く許可を取り、雨の中タクシーを飛ばして大阪法務局へ向かいました。HPの画面ではなく実物を見たかったのです。タクシーの運転手さんと「今日はとある国家試験の合格発表だ」と珍しく世間話をするほど舞い上がっていました。

 

大阪法務局前に着いたのは午後8時近く。てっきり人だかりができているかと思ったけれど誰もいなかったです。思いのほかサイズの小さい紙で張り出してありました。たかだか50数名ですからね。雨の中ずっと自分の番号を穴の開くほど見ていました。雨で携帯写真が撮れないので自分の目に焼き付けておこうとずっと。。。

 

そしてその場から実家の両親に電話をしました。両親は喜んでいましたが半信半疑でしたね。自分自身信じられなかったくらいだしさもありなんと思います。両親も僕も成績通知が届くまでは確信が持てなかったのです。

 

兼業受験生は日中仕事をしているので気持ちの切替がとても難しく、いかに気持ちを切り替えて勉強を日々重ねてゆくかが最も重要なポイントとなると思います。

 ノルマ未達を明日の営業会議でどう言い訳すれば・・・

 たった今ミスに気づいて朝一番でお客様に謝罪に行かないと・・・

 あと100万売上が足りない、上司に詰められる・・・

 納期が明日なのに全然終わってない・・

そう思いながら残業で心身ボロボロになって会社を出て、あるいは4時間位しか寝てないなか早朝会社に出勤する途中で、目を擦りながらスターバックスに辿りついた途端、

「取得条項付新株予約権の取得と引換えにする株式の発行には資本金の額が会社法及び会社計算規則の規定に従って計上されたことを証する書面が必要で・・・」

「占有移転禁止の仮処分は掲示板で公示だけど、建物収去土地明渡請求権保全のための処分禁止の仮処分は登記で・・・」

なんて受験勉強モードに切り替えられるでしょうか。

 

そしてこれは逆もしかり。

 あれ?包括遺贈は受遺者が相続人以外でも農地法許可いらないんだっけ・・・

 あれ?会社法322条1項の種類株式のやつなんだったっけ・・・

なんて仕事中に脳裏を過ぎっては仕事でミスしてしまいます。気になるからと六法やテキストを会社の机に忍ばせるのも避けるべきです。仕事中は試験のことを忘れて仕事に集中し、仕事が終わったら仕事のことを忘れて試験に集中するのが兼業受験生には何より大切です。

 

とはいえ心も身体も一つですから、これは正直かなりキツい・・・。

 

でも、どんなに仕事が辛くても会社を出たら「自分は司法書士試験の受験生である」という意識を強く持ち続けること、それだけが凡人の僕が唯一できるアドバイス的なお話かもしれません。

 

 

 これから口述試験、最終合格、新人研修と続いていきます。

今後どう人生を展開させていくのか、会社員と司法書士の両立ができるのか有資格者として社内で資格を活かすのか、まだよく分かりません(両立は依頼応諾義務や事務所設置義務の観点から難しいっぽい)。とまれ今は疲れきっているので口述試験で頻出だという司法書士法第2条の条文を呟きながらゆっくりしたいです。

そして定宿のスタバやドトールの店員さんはじめ、友人、実家の家族、勉強生活を支えてくれた全ての方々にただただ感謝です。

 

本当にありがとう。

これからもがんばります。

 

 

司法書士法第2条

司法書士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、公正かつ誠実にその業務を行わなければならない。」

勉強を再開します


8月に入りました。

このひと月、全く勉強せずに過ごしました。

疲れ切っていてとても再開する気にならなくて。

もしかして記述の配点が良かったら…なんて夢を見たりして。


通勤鞄にはテキスト類ではなく好きな本を忍ばせてました。

通勤時間に読みたい本を読める幸せ!

そして週末には平日の遅れを取り戻す勉強じゃなくて

買物したりぶらぶら出掛けたり、これまたなんという幸せ!

試験を目指さなければこのフツーの幸せを味わえるのに・・・。

だから本気で撤退を悩みました。


でもここまで頑張って受からなかったら

ただの「ちょっと法律に詳しいおじさん」で終わってしまう。

これまで投下した膨大な時間やお金を思うと、

損切りできないんです。

馬鹿ですよねぇ。


今日からまず記述の勉強を再開します。

今年、記述で取れたらきっと合格できた。

雛形からやり直します。


勉強習慣がすっかりなくなってしまい

今はテキストを開くのが苦痛でしかないので

勉強習慣を取り戻してから択一を再開します。

はぁ、気が重いよ。

またあの膨大な記憶量に挑まねばならないのか。。。



余談ですがアトピーの悪化が酷いです。

この酷暑が引き金を引いてると思います。

あれほど拒んでた服用ステロイドに頼る始末。

掻き毟りでこのひと月毎晩3時間くらいしか寝れないので

体調もボロボロなんですもん、止むを得ないです・・・。

ある意味朝晩の勉強をしないから会社勤務を乗り切れたとも言えます。

だから勉強も本格始動は皮膚の調子をある程度整えてからです。

平成30年度本試験終わりました


今日、本試験を受験された皆様、お疲れ様でした。

6回目の今年はLEC解答速報ベースで29-28でした。


1回目 25-19(基準点28-27) 1次2次足きり

2回目 25-26(基準点26-24) 1次足きり

3回目 29-25(基準点30-24) 1次足きり

4回目 29-30-22.5(基準点25-24-30.5)  記述足きり

5回目 28-27-38.0(基準点25-24-34.0)  総合落ち

今回     29-28


試験開始直前に地震があったりして驚きました。

おまけにトイレが少なくて長蛇の列。

机は狭いし端の列は壁との隙間がなくて缶詰状態。


・・・ま、そんなことはどうでもいいくらい悔しかったです。

択一の凡ミスは少なくとも3問ありました。

どうしても30の壁を破ることができません。

最後の2択で負ける問題が多かったし、

すごく肢が切り辛かったと思います。

あまりに時間がなくてマークミスの点検もできず、

本当に29-28なのかも自信がないです。


記述はかなりボロボロでした。

不登は相続登記2連件は分かったけど

相続人を間違えてしまった。

区分地上権も地上権根抵当権も細かい部分のミスがぽろぽろ。

商登はまさか継続が出るなんて思わず動揺してもう崩壊。

「これはだめだ・・・」と泣きそうになりながら議事録を転記していました。

社外監査役の判定も、譲渡制限廃止消極も間違えた…。

支配人の代理権消滅は気づいたのに「辞任」にしなかったし。

去年は公開化や存続期間満了という大枠を死守して高得点でしたが

今年は記述の採点がド甘でなければ基準点も無理です。


呆然としています。

会社勤めもあって他の受験生よりは勉強時間少ないだろうけど

あれだけ毎日・毎週多くのものを犠牲にして勉強頑張ったのに。

これ以上どうやったら受かるんだ!って…。

とても来年度向けの講座なんて考えられない。

お金もさることながら精神的にこんな生活もう無理です。

正直撤退も視野に入ってきました。

それほど今年は自分を追い込んだのに・・・。

これで明日も普通に仕事です。


7,8月恒例の予備校のイベントには辛くて行けそうにないです。


でもとりあえずは僕の平成30年度本試験は終わりました。

よく頑張ったよ。

本当によく頑張った。


お疲れさま。。。